細野晴臣と名画座のすすめ

久しぶりに目黒シネマへ行きました。
旧作を2本で1500円で観れる映画館、いわゆる名画座です。
東京に名画座はいくつかありますが、
私はこの目黒シネマと早稲田松竹の椅子がすきで
時間つぶしがてらよく行きます。


この日は細野晴臣の映画2本立て。公開時見逃した上に、
DVDレンタルがやっておらず諦めていたのでとてもうれしい!
券売機で大人1枚ボタンを押して、自由席なので人が少ない列に。
新聞を読んでいる人が多く、
シネコンにはない緩やかな時間の流れになんだかほっこり。

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1本目は「No Smoking」
細野晴臣の歴史がわかるドキュメンタリー映画。
はっぴいえんど→YMO→現在のソロと、その時代にしか
作れない音楽と向き合う姿勢に胸が熱くなりました。
なかでも世界初レベルでテクノサウンドを生み出した
YMOはやっぱりすごい。
RYDEENを改めて聴いて43年前の音楽ということに脱帽…
細野晴臣が生きる伝説ということをしみじみ実感。

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2本目は「SAYONARA AMERICA」
2019年にアメリカで開催されたライブ映像と直近のトークショー。
世界中で愛されているんだなあ、と
観ていてほほ笑んでしまう内容でした。
若い頃からアメリカのスタジオで
レコーディングをしていたことがあり、
細野晴臣にとって大切な国。
「僕も孤独だ。さよならアメリカ、さよならニッポン。
こんなことが続くはずもないよな」
世界が大きく変わった2020年時のナレーションが心にずん。
元の世界に戻りたい、と一番願っているのは
アーティストたちかもしれません。


目黒シネマ

アーティストのドキュメンタリーはやっぱり面白いし、
考えを知るともっとすきになるなあと思った3時間。
これで1500円は安い!みなさんも
ぜひ名画座に足を運んでみてください ◎

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